成功させるためには

デリバリーサービスを成功させるためには、いくつかのポイントがあります。
デリバリーサービス繁盛店は、例外なくこのポイントを押さえていると言ってよいでしょう。
3つのポイントに分けて、順を追って説明します。

継続性

まずデリバリーサービスを成功させるためのポイントは「継続性」です。
デリバリーサービスを始めたころのイメージは、チラシを作って配れば少しずつ注文が入ってくるというイメージかもしれません。

しかしこれは違います。
チラシを作って配っても、注文はほとんど入ってこないはずです。

なぜでしょうか。
これはデリバリーサービスを利用するお客様側の理由によるものです。
お客様がデリバリーサービスを理由として最も多いものは「忙しくて料理をつくる時間がない」というものです。
そして利用頻度として最も多い頻度が年に1回程度なのです。
つまり「年に1回の料理をつくる時間がないほどの忙しい日」が来なければ、いくらチラシを配ったところで、いくらクーポンを配ったところでデリバリーサービスを利用しないことになるのです。

こう考えると、1年単位で継続してデリバリーサービスの存在を告知していく必要があることが分かります。
結果が出るのは1年後から、と考えて下さい。

清潔感

デリバリーサービスを成功させるためのポイントは「清潔感」です。
昨今、飲食店の産地偽装問題や従業員の不祥事が問題となっています。
外食産業に対する風当たりは大変強いものになっているといえるでしょう。
当然、お客様が外食産業を選ぶ基準も高いものとなっているわけです。

デリバリーサービスを選ぶ際も同様で、清潔感が求められます。
成功させるためのポイントとしては、料理を作っているお店を見せることがあげられるでしょう。
お客様の安心感につながりますし、お店のイメージアップにも貢献します。

できればデリバリーでなくその場で購入できるようにしておけば、さらに成功が近づくでしょう。
もちろん清潔感を出すために、従業員の制服、デリバリー用のバイクなどにも気を使うべきなのは言うまでもありません。

効率化

デリバリーサービスを成功させるためのポイントは「効率化」です。
1時間かけて10,000円のデリバリーを行うよりも、10分で1,500円のデリバリーを行ったほうが人件費などから考えると効率的なのです。

最初は注文が入るか不安で、遠方にもデリバリーしたくなるかもしれません。
しかしデリバリーの時間はできれば15分以内の商圏に限ったほうが健全な経営ができます。
さらに付け加えるとすれば、接客時間を短くすることも効率化のポイントといえるでしょう。

継続性、清潔感、効率化はデリバリーサービスを成功させるためのポイントです。
このポイントをしっかり押さえて、デリバリーサービスを成功させて下さい。