UberEats配達員の仕事内容と報酬

最近都市部で、独特の形とロゴがあるリュックを担ぎ自転車に乗っている人をよく見かけます。「あの人たちは一体何をしているのだろう」と思った人もいるのではないでしょうか。実は彼ら今話題沸騰中の副業「UberEats」の配達員です。ここでは、コロナ禍でさらに需要に広がりをみせているUberEatsで副業を始める方法を紹介します。

UberEatsの仕事内容

現在UberEatsのサービスは東京、神奈川、千葉、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡で展開されている飲食専門のデリバリーサービスです。利用者が登録されている飲食店の中から料理を選ぶと、UberEats配達員が自宅に届けるといった仕組みです。配達は、ごく短時間で終わるものが多く、副業として注目を集めています。UberEatsを運営するウーバーテクノロジーも副収入を得られる仕事としてアピールしており、大学生、会社員、主婦といった幅広い層が配達員として活躍しています。当初は東京9区内限定でしたが、登録飲食店が増えるにつれて、東京23区、横浜、大阪などにサービスエリアを拡大中です。店舗の種類も大手のチェーン店の依頼が多かったのですが、今では、個人経営の飲食店も数多く登録されています。

デリバリーサービス配達員の始め方

UberEatsを始めるには、アカウントを作成後、パートナーセンターで登録手続をし、説明を受けた後バッグを受け取ります。あとは、UberEatsのアプリをオンにして配達依頼が来るのを待つだけです。UberEats配達員は通常の配達員と異なり、社員やバイトとして雇用されなくても18歳以上で条件を満たせばだれでも始められます。配達手段として自転車または125cc以下のスクーターを用意する必要がありますが、レンタルでも問題ありません。

気になる報酬

UberEatsの報酬は、固定給ではなく歩合制になります。アプリを起動している時間は関係ありません。配達した件数で報酬が決まることになります。計算式は以下の通りです。

「報酬=基本料金×ブースト+特別キャンペーンサービス手数料」

基本料金

基本料金は受取、受渡し、配達距離に応じた3つの料金から構成されています。

受取料金:300円

料理を受け取った際に発生します。配達先が複数ある場合でも1回1カウントとしてカウントされます。

受渡し料金:170円

注文者に商品を渡した際に発生する料金です。配達先が複数ある場合それぞれの配達先で発生します。

距離に応じた料金:1㎞あたり150円

レストランから配達先の距離に応じて計算されます。複数の配達先があった場合合計の距離として計算されます。

ブースト

注文の多い時間に稼働すると、基本料金にプラスしてかけられる係数です。天候や時間帯によって数値は変動します。ランチタイムやディナータイムに発生しやすいと言えます。

特別キャンペーン

配達員の紹介や一定以上の成果を出せば基本料金と合わせて報酬が入ります。

サービス手数料

基本料金の35%が手数料として徴収されます。慣れてくると、1日1~2万円程度稼ぐことも可能。多い人では、1日3万円稼ぐ人もいるようです。

まとめ

UberEatsは、コツさえつかめば副業として十分に通じます。履歴書や面接がないといったメリットがあるので、今すぐ副業を始めたい人に向いているでしょう。